謹啓　この度の豪雨災害に際しましては、早速ご丁重なるお見舞いと励ましのお言葉、並びに過分なるご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。

令和元年八月の水害から二年を経て、やっと復旧半ばと言えるところまで辿り着いたところに、再度見舞われた今回の豪雨水害は、本社及びドコモショップ武雄店に前回同等の爪痕を残しました。
ただ、構内のトラック及び社員の自家用車等につきましては、今回は事前に避難いたしておりましたので、難を逃れることができました。何よりも、生命にかかわるようなことがなかったことは、不幸中の幸いでした。

被災後は、皆様方より多大なご支援をいただきながら、懸命な復旧作業に努めてまいりました結果、お陰様で一部業務に支障が残っておりますものの、平常業務に戻りつつあります。

皆様には、大変なご心配とご迷惑をおかけいたしましたが、今回の被災を機に役員、従業員一同更に結束を深め、より一層社業に邁進する所存でございます。今後とも引き続きお力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

本来なら拝眉の上、ご挨拶申し上げなければならないところですが、失礼ながら取り急ぎ書中をもって、ご報告かたがた御礼とさせて頂きます。　　　　 　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　謹白

令和三年十月

肥前通運株式会社　代表取締役社長　愛　野　辰　昭